ウチガワとソトガワの話

こころの奥深い意識を感じて現実を生きる

裸眠(らみん)のススメ

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先日、ボディリーディングでお世話になっている

安楽寺さんの 草の地蔵縁日で

主催にも携わっておられる、杉山佳苗珈琲焙煎のかなえさんの本

 

精神的珈琲世界

 

を購入させていただきました

 

この本すごいっ!!!

 

ブログ投稿を怠っている私が

衝動的にブログを書きたくなるほど(笑)

すばらしい本です

 

内容もさることながら

本全体に魔法がかかっているような

読むだけで幸福感に満ちる

(あぁ、これは安楽寺さんに行った後の感覚も同じ)

ふわふわと珈琲と精神世界の間を旅できる

本当に心地のよい本です

 

この本のなかで「裸眠」について書かれていました

そう、裸になって眠ること

 

(以下、本文より引用)…………

眠りとは、肉体を手放すことだと思うのです。

私たちは死ぬことができるから生き

生まれかわるのだと思います

不眠症だと言われる方は、もしかしたら肉体への執着や

死への恐怖があるかもしれません。

肉体を手放すことは、自由になることですから喜びなのです

 …………………………………

 

 

 実は私、一昨年あたりから死がテーマになるような

出来事がちょくちょく起きて

その都度、おっかなびっくりで対処して

恐れと死がリンクしてしんどくなって

知り合いやお友達のセラピストさんにたくさん力を借りて

セッションや整体をしてもらい

恐れはだいぶ薄くはなったのですが

「死」っていったいなんなんだよぉ~、

という気持ちが消せないままでおりました

そして、この裸眠のこと、かなえさんの言葉で

そのリンクがはずれそうな予感がしたのです

 

それでさっそく!やってみよう!

 

と決めてみたものの

寝るときになるとやや躊躇するのね

誰が見ているわけではないので恥ずかしくはないけど

裸ってやっぱり無防備な感じ

人はつねに洋服でソトガワからのいろんな物をガードしてるんだ

脱ぐ=手放すとは勇気のいることだ

とさっそく気づく

それでいったん服のまま布団へ入り

布団のなかで脱ぐ

という我ながらナイスアイデア♥で挑戦してみるとすんなりいけた!

 

それでね、脱げた瞬間

もう最高に心地よいの~!!自由!解放!

そしてこれは胎内の感覚かもと思う

暖かく、安心で、守られていて、静か…

今日も一日終わって眠りに向かう感覚が

人生が終わって死に向かう感覚と同じだとすれば

それはものすごく気持ちのいいものに違いない

そんなことを考えながら

きっと2、3分後には眠っていたのではないかな

 

朝、目が覚めた瞬間に感じたのは

「生まれ変わったな」

という感覚

 すごいよ、生きながら、生まれ変わっちまった

 

いつもなら、目覚めてすぐに

今日は○曜日だから起きたらお弁当を作ってそのあとの用事は…

と頭でスケジュール管理してたけど

裸眠からの目ざめはなにも思い浮かばんのよ

裸で布団から出て、服を着て、自然に次の行動にうつる…

そんな感じ

 

 そして裸で寝るのはさぞ寒かろうと思うと思いますが

寒くない

冷えを感じたら、目が覚めるはずだけど

朝まで熟睡、ずっとポカポカでした

どうも、服を着ると身体が防寒を服に頼ってしまい

服がなくなると「おっと、自分でなんとかしなくちゃ」と身体が感じて

内側からじわじわと発熱しているみたい

 

ヒプノセッションなどでは意識にアプローチして

身体に変化を促したり、意識そのものを変化させたりしますが

この身体の感覚は皮膚感覚から意識へアプローチし

意識の変化と身体感覚もあげていくような

 

裸眠はひとつのセッションだ!!

しかも、無料、そして、ただ脱ぐだけ!!

 

かなえさんとお話していたら

この脱ぐ行為は女の人はすぐやってみるけど

男性はなかなか受け入れられない人が多いそう

女性には子宮感覚があるからイメージしやすいのか

手放すことに腹がくくれるのか…

面白いですね

 

興味がわいた方はぜひ試してみてください

 

同居の方がいる場合は

念のため「裸眠してるよ」と伝えておくほうが

なんとなく安心な気がする(・´з`・)

 

 

 

 

なかまえとしこ★